ごあいさつ
弁護士の稲垣賢一です。稲垣法律事務所の代表をしております。
私は、ほかの多くの弁護士と違う経歴を持っています。理科系の大学・大学院を卒業してから、大学の技術職員として10年間働いていました。そのあと、司法試験を受けて、弁護士になりました。
法律の分野でも理科系の知識は役に立ちます。たとえば、特許や建築、医療などが問題となった紛争では、理科系の知識がない弁護士には荷が重いでしょう。そのほかの事件でも、たとえば交通事故などで相手方が現実にありえない事実を主張した時にでも、理科系の知識があれば、物理的に起こりえないと反論することができます。このように法律の力に加えて理科の知識を活用すると、実際に起こった事実を物理や化学の法則に則って説明できるので、主張する事実を裁判所に認めてもらいやすくなるのです。
私は、一見相反するように見える自然科学や工学の知識や経験と法律の知識と経験を組み合わせて、今までにない価値を生み出そうとしているのです。
一方で、従来からの弁護士の職分である、法律事務全般についても研鑽をつみ、お客様に「お願いしてよかった」と思っていただけるような仕事を心がけています。基本的なことかもしれませんが、事件処理にあたってひとつひとつ納得がいくまでご説明いたします。そのうえで、お客様にとっての最善の解決を提供できるよう、全力を尽くします。
稲垣法律事務所をどうぞよろしくお願いいたします。
所属
埼玉弁護士会 所属
所属委員会
- 民事介入暴力対策委員会
- 法律相談センター運営委員会
- 企画広報委員会
- 広報PT(法律相談センター広報プロジェクトチーム)
経歴
都立立川高校卒業
東京工業大学理学部卒業
東京工業大学大学院理工学研究科 地球惑星科学専攻 修士課程修了
微量元素の質量分析を行った
東京大学生産技術研究所 システムLSI設計研究室にて勤務
半導体集積回路設計を行った
法科大学院入学のため退職
一橋大学法科大学院修了(法務博士)
司法修習を修了
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